魚のあれこれ知識&スズメダイ

よく防波堤などで釣れる【スズメダイ】ですが、皆さんは【スズメダイ】について詳しい情報を知りたい!と思ったことはありますか?

もっと特徴とか、釣り方や美味しい料理方法などが知りたい!と思ったことはありませんか?

そんな方に、今回はスズメダイについての特徴や料理方法を紹介していきたいと思います。

出典:wiredFish

特徴

全長は15cmほどで、木の体は少し丸みがあり葉のような形をしている。鱗は厚く、体に対して比較的に鱗が大きいのが特徴です。

体色は全身がほぼ灰褐色をしていますが、背びれの最後の付け根にある白い点が特徴です。ただしこの白い点は死ぬとすぐに消えてしまうのも特徴として挙げられています。

スズメダイ類の中では最も低温に適応しており、秋田県でも越冬する魚の1種としても特徴といえるでしょう。

生態

水深30mまでの岩礁域に群れをなして生息していますが、全長数cmほどの幼魚はタイドプールでもよく見られます。

食性は肉食性で、おもに動物プランクトンを捕食します。繁殖期は夏で、オスとメスが岩の上などに円状に産卵する習性があります。

オスは産卵後も巣に残り、卵に新鮮な水を送ったり、卵の上のゴミを取り除いたり、卵を狙う外敵を追い払ったりして卵を守る習性があり、育パパの力を発揮します。

なんとも和やかな光景なんでしょう。

でも、生き残るために、戦う弱肉強食の世界!頑張って孵化させてほしいと願うものです。

主な釣り方

防波堤や磯からの小物釣りの定番外道だが、ノベザオや軟調磯ザオを使ったウキ釣りでねらうと思いのほか面白いターゲットです。

スズメダイは狙って釣るというよりも勝手にかかってくる外道として知られていますが、防波堤や磯でのファミリー釣りでは、アジ、サバ、イワシ、カワハギ、メジナ狙いのウキ釣り(エサはオキアミやアオイソメなど定番のもので良い)チヌやメジナ狙いのウキフカセ釣り、とアジ子狙いのサビキ釣りで狙うことができます。

引きは子供の釣りの練習にも最適ですので、防波堤での釣りの練習をするのにはちょうど良いのですが、スズメダイを狙うのでなく、できれば他の食べられる魚がかかって欲しいと思われる存在です。

スズメダイは釣ろうと思って釣れるのではなく、磯や防波堤でイワシ、ボラ、サバ、ふぐ、アイゴなどの小物の魚を狙って釣りをしていると狙っている魚が釣れず上がってくるので、エサとりや外道といわれていて釣りたい魚が釣れなくなり釣り人をイライラさせる存在です。

何とも可哀そうなスズメダイ。

エサはオキアミ、アオイソメなどで、寄せエサを撒いて群れを寄せると数釣りが楽しめます。

色々な呼び名

大分県ではオセンゴロシ、ヤハズと呼ばれ、和歌山県ではナベトリ、ヤハチ、高知県ではアブラウオと呼ばれ、愛媛県ではツバクロ、九州北部はアブッテカモと呼ばれるなど、様々な名前を持つ魚です。

美味しい食べ方

磯釣りではいわゆる「餌盗り」や「外道」として扱われる可哀そうなスズメダイですが、塩焼きや唐揚げなどで食べられます。

博多の郷土料理「あぶってかも」

スズメダイは関東などではあまり知られていない魚で市場にも多く出ない魚です。しかし、大阪や、福岡など九州の一部地域では一般的な魚として認識されており、九州、特に福岡の博多では旬の春から初夏の時期は高級魚として「あぶってかも」という郷土料理があります。

あぶってかもとは博多だけで呼ばれている料理で福岡では普通に魚屋や料理やのお品書きに入っているメニューです。

「あぶって食べると鴨の味がする」、「炙って噛もう」「あぶってと噛む料理だから」と理由は定かではありませんが、博多では時期になると一般的に普通に食べられている料理です。

旬は春から初夏で焼きものや煮つけが美味しく、関東以北では食用魚として認識されていないのですが脂が強くて濃厚な旨みがあり、大阪や福岡では流通もしています。

ということで、今回は【スズメダイの南蛮漬け】レシピを紹介したいと思います。

スズメダイの南蛮漬け

材料 (つくりやすい分量♪)

◎魚(スズメダイ)

500g程

◎片栗粉

適量

◎揚げ油

適量

玉ねぎ

2個

ピーマン

3個

○濃口醤油

70g

○砂糖

20g

○酒

50ml

○酢

50ml

○だし汁

50ml

○輪切り赤唐辛子

少し

作り方

1 スズメダイははエラと、内蔵を取り除きます。

2 スズメダイの水気をシッカリそ拭いて、片栗粉をッ全体的にまぶします。

(今回は7㌢くらいのスズメダイの頭を落としたものを使います。)

3 低温(160℃くらい)で10~15分からっと揚げていきます。

(カリカリにすると骨も美味しいです。)

4 揚げるのと同時に、○の調味料を鍋に入れ、沸かかしていきます。

5 あらかじめ切っておいた玉ねぎや、ピーマンなどの野菜をタッパーに入れます。

(揚げたてのスズメダイとあつあつの調味料も入れていきます。)

6 蓋をして冷蔵庫で6時間~一晩寝かせて出来上がり♪

7 南蛮漬けの汁が足りないときは、半分量ほどをつくり足すなど工夫して、うまく調整してください。野菜は沢山入れても美味しいですよ。

まとめ

今回は、釣り人からは嫌われ者として生きている【スズメダイ】を紹介しましたが、どうでしたか?釣り人に嫌われても、育パパとして頑張って生きているスズメダイの事を思うと、ちゃんと料理して食べてあげようと思いませんか?どうか、スズメダイを愛してあげて下さい!

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