【イシダイ】※知らずに食べるとヤバイ魚【シガテラ毒】

注意が必要!食べると食中毒を起こす釣魚について。

イシダイ

イシダイはスズキ目の魚で真鯛の親戚のような魚です。

お刺身にすると見た目は真鯛に似ていますが、口にするとイシダイと真鯛の食感は歴然に違います。

イシダイの成魚は全長が50cmほどの大きさがあり、上下の顎にはしっかりとかみ合わさる歯が生えているせいか引きが強くて磯釣りファンには人気の魚です。

老成になると口の回りが黒くなることから「クチグロ」と呼ばれています。

老成や大型のイシダイは本来のイシダイより味が落ち中毒の危険もあるので食用には向きません。

イシダイを美味しく味わうには全長が35~40cmくらいの大きさに成長したものが一番おいしいと言われます。

旬は寒い時期で冬が盛期となります。


【Miracle Story by Fish&Fancy】化粧ポーチ 小物入れ ペンケース レディース&メンズ 黒鯛(ダークネイビー)

イシダイの食中毒について

磯釣りファンは60㎝を超えるような大型のイシダイや老成の70cmほどもあるクチグロを釣り上げると自慢の1匹となります。

しかし大型のイシダイや老成のクチグロはシガテラ毒という毒を持っていることがあるので食用にするときは注意しなければなりません。

シガテラ毒とは

シガテラ毒とはかつて南の暖かい海域の魚が持つ毒でシガテラ毒による食中毒が心配されました。しかし近年地球の温暖化や環境破壊の影響で南の諸外国だけではなく日本でもシガテラ毒による食中毒が問題になっています。

そもそもシガテラ毒はその魚自体が持っている毒素ではなく食物連鎖により魚の体内に蓄積される毒素のことです。

たとえばサンゴ礁域の熱帯低気圧や大規模はリゾート開発または船舶が浅瀬に乗り上げてしまったことで、サンゴ礁が破壊されその時に発生した単細胞の藻類である渦鞭毛藻(うずべんもうそう)によって作り出された毒だと言われ、これを食べた小魚を大きな魚が食べ、その魚を人間が食べることでシガテラ毒に侵されて食中毒が発症すると言われています。食物連鎖によって人間におよぶ食中毒なのです。

シガテラ毒は熱に強いので普通の加熱調理では死滅しません。

予防は大型や老成のクチクロを釣りあげ食用にする時は、さばく時に内臓を破らないよう気を付けて取り出し、しっかりと腹の中を水で洗うようにすることですが、大型のイシダイやクチクロはシガテラ毒を持っている心配があるほかに、味も落ち美味しくないので、上手にさばく自信がなければまずは食べないことが予防の必策です。

シガテラ毒による食中毒の症状

シガテラ毒で食中毒にかかった場合、その症状は吐き気、下痢、腹痛が数日~約1週間続くほか、不整脈や血圧低下、めまい、頭痛、温度感覚の異常(冷たさに敏感になる)などの症状が出ます。

このような症状が出た時は専門医を受診しなければなりませんが、シガテラ毒の食中毒は効果的な治療法がまだありません。

神経系にダメージを与えるので回復はほかの食中毒より遅いです。完全に回復までに半年~1年かかる場合もあります。ほんとうに怖い毒ですね!気を付けましょう。

まとめ

今回は知らずに食べるとヤバイ魚ということで、イシダイを紹介しました。

安易に大きいのが釣れたからと言って料理しないように気を付けましょう!

スポンサーリンク